2013年04月19日

遅くなったクロネコメール便

今月になってクロネコヤマトのメール便(速達ではない)が発送から到着まで4日近く掛かる様になった。
これはAmazonが佐川急便を辞めてヤマト運輸に切替えたのが原因と思われる。
今までこんなに掛かることは無かったのに。


posted by なっちゃん at 11:20| 静岡 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月09日

ラファエロ展 驚きの鑑賞体験

先月末に国立西洋美術館で開催中のラファエロ展に行ってきた。翌日は渋谷Bunkamuraのルーベンス展にもいった。
ラファエロは19歳の頃に知ってからずっとファンだった。
20代の頃に描いた模写がある。→ http://www.ne.jp/asahi/natchan/onegland/mosha5.htm
当時から図録でしか見たことのないラファエロの絵をいつかヨーロッパに行って実際に見てみたいとずっと思ってきた。それが日本で見られると知って本当に楽しみにしていた。
チラシにも載っている今回注目の作品「大公の聖母」(下図)を目の前にして、その表情の柔和さと気品の高さに思わず目頭が熱くなった。

大公の聖母

これほどの崇高さを人の手が表現できるのか(いや生身の人間では表せないから絵に描くのだ)と思うほどの素晴らしさだった。(帰りにショップで「大公の聖母」の額入りの複製を買った。B5程度の小さいやつ。3,800円)
背景が黒いのは後世の修正のためだと言われているが、見慣れたせいもあり高貴な神秘性が上手く作用している。

実は、今回の展示で予想外の感動をした絵がある。それは「無口な女」といわれる肖像画(下図)である。

無口な女

これは図録でも何度も見ているがずっと地味なおばさんの肖像画程度の感想しかなかった。それが現物を見たとき、震えるくらい感動した。その細密画を思わせるほど丁寧な描画に目を奪われた。ずっと眺めて飽くことがないとはこういうことか。首飾りの紐が肌に落ちる影の自然さなど、目の前に現存するかのような存在感である。表情も大公の聖母に劣らぬ気品がある。ラファエロがこの作品に全神経を注ぎ込んだ意気込みが熱気のように伝わってくる作品。これは現物に接しなければ絶対に分からなかった。音楽もそうだがライブ(現物)の力はやはりすごいと思う。本物を知った上でそのコピーを鑑賞するのが一番良いのだと思った。

その他にも小品が多かったが、そのいずれもが素晴らしい技術で描きこまれている。ラファエロは最高の技術を持った画家だったことが分かる。「エゼキエルの幻視」がこんなに小さい作品だったとは思いも寄らなかった。
ルネサンス全盛当時の絵には、翌日見たルーベンスの頃とは違い、絵筆のタッチをわざと残す描画はしない。本当に筆の後がなく細部も丁寧に描き込んでいる。
絵画の古典・基本と呼ぶのも頷ける。これがベースとなって初めてデフォルメも可能になるのだ。
本当にいい鑑賞経験をしたと思う。おかげでますますラファエロが好きになった。

この展示にはラファエロ以外の作家たちのものも数多く出展されているがレベルと品の違いがよく分かる。マニエリスムって今の日本のマンガにもいえる。対象物を手本とせず、既存の作品を手本として描くから絵に生き生きとした息吹が無くなるんだと思う。

posted by なっちゃん at 12:21| 静岡 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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