2009年11月24日

「いま、会いにゆきます」

映画を見終えたとき、以前に見た映画と読んだ小説を思い出した。
それは岩井俊二監督の映画「Love Letter」と北村薫の小説「スキップ」と「ターン」である。

「Love Letter」では現在の主人公たちと学生時代の二人を別の俳優を使っている点と、学生時代の二人が全く意思の疎通が乏しい関係が似ている。しかも、相手方が物語の始めに既に死んでおり、残された方が相手との関係を思い起こす形で物語が進む点も同じ。

北村薫の「時と人」の三部作のなかの「スキップ」では学生だった女性が突然夫と子供を持つ主婦になっている未来に飛んでしまう話であり、「ターン」では事故にあって病院に意識不明で寝ている自分が別の世界で生きている話である。

もとから恋愛を絡めたタイムトリップものが好きなので(映画「ある日どこかで」が最高傑作)この作品も大いに気に入った。これまでのものと比べると、子供(二人の間に生まれた)の存在が大きくなっているのが異なり、男女の愛と共に家族の絆も描いている。ただ個人的には澪役の竹内結子の演技がいま一つの気がしてならない。巧役と佑司役はとても良かった。

映画を見た後、原作を文庫版で読んだが最初の印象が大きいせいか映画の方がより二人の関係と奇跡の理由が上手く表現できているように思った。文庫本の解説にこの映画のプロデューサーが映画化の意義を書いているが、私も常々思っている正にその通りだと思うことを書いていた。映画は原作の直訳・意訳ではなく翻案であるべきだというもの。

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posted by なっちゃん at 12:58| 静岡 ☁| 映画・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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