2010年08月16日

ニキータ

「ニキータ」を観た。あの「レオン」の監督の前作(フランス映画)である。
結論から言えば、レオンとはまた違った、でも根底に愛をテーマにした本当によい作品だと思う。

レオンの時にも書いたが、アクションものは進んで観ようとは絶対思わない私だが、レオンに感動して同じ監督の同じ傾向だと言われる「ニキータ」はぜひ観てみたいと思っていた。それがレンタル店でBlu-Ray版が出ているのを知ってさっそく借りてきた。

「レオン」のナタリー・ポートマンと比べると全然可愛くない不良少女(役柄では18才、薬物中毒で警官を平気で殺すエキセントリックな)が出てきたが、その彼女が教育と訓練で次第に美しい女性に変わっていく。しかも凄腕の秘密工作員・スナイパーとして活躍する。これがカッコいい。
しかし、女としての平凡な喜びを過酷な仕事の中で引き裂かれ、最後に唐突な失踪の余韻を残して終わる。

一番感動したのは、彼女の23歳の誕生日に初めて施設から出してもらい、正装して上司と一緒に一流レストランに行き、渡されたプレゼントがピストルだったとき、それまで大喜びしていた彼女の顔が曇り、失望と悲しみへ突き落とされたときに見せる涙である。しかし結局命令通りに指示された客を撃ち、大勢の追手を必死で振り切って施設に戻るまでが圧巻だった。

これ以降の仕事は実はあまり大したことはない。(面白かったのは「レオン」のジャン・レノが全く同じ役柄(掃除屋)で出てくることだ)
もう少し彼女の活躍の場面を工夫してもよかったと思う。

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posted by なっちゃん at 12:34| 静岡 ☁| 映画・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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