2006年08月27日

堪能した「スーパーマン リターンズ」

昨日、スーパーマン・リターンズを観てきた。冒頭から素晴らしい映像美に酔い、お馴染みのテーマ音楽が鳴り渡るときには、これまで感じたことのないカタルシスを感じた。ものすごく気持ち良い気分なのだ。これこそ映画の持つ最高・最良のカタルシスだと思った。(一緒に観た妻は「どうってことなかった」と映画を観終わっての感想で、男と女の感性の違いを思い知らされたが・・・(--;)
ちょっと前にテレビでクリストファー・リーブ主演の「スーパーマン」の1作目をやっていたが、当時としてはそれなりにすごいSFXだったのかもしれないが、現在のレベルから見るとあまりに拙く、今回の映像の進化には驚嘆させられる。本当に現実の空間の中で飛び回っているとしか思えない程のリアリティなのだ。ただ、スーパーマンのスーパー振りはあまりにすごく、ちょっと荒唐無稽過ぎて「そこまでやらなくても・・・」と呆れてしまう場面もある。そこは目をつぶって彼の活躍と人々の喝采、観客(私)の興奮を思うとき、スーパーマンとは「人類の持つ良心を最良・最高の形で昇華した化身」ではないかと思うのである。もし自分にそれだけの力があれば、悪事や不正や事故を防ぎ、悲惨な状況から愛する人々を救えただろうに、と悲しい現実を前にして、力無く弱い人間を知るが故、スーパーマンを求め、彼に憧れるのだと思った。

さて、今回のスーパーマン役のブランドン・ラウスは前作のスーパーマンことクリストファー・リーブによく似ている。特にメガネをかけたケント役はそっくりだ。実はリーブ主演のスーパーマン・シリーズは映画館では見てない、またビデオ・テレビもちゃんと観たことは一度も無い。そしてクリストファー・リーブといえば、私にとってはスーパーマンではなく映画「ある日どこかで」のリチャードとしての彼でしかない。「ある日どこかで」は私の名画ベスト3に入る程思い入れの深い作品だが、そのリーブによく似た今回のラウス演じるスーパーマンはとても格好よかった。人間ドラマの要素もあり何度か泣けた。(ここでも妻は「どこが?」と聞く。まあ仕方ない(--#。「オペラ座の怪人」は二人で何度も観に行って泣いたが、こういうSFアクションものは妻には馴染まないらしい。)
今回の「スーパーマン・リターンズ」はとにかく胸のすく一級の娯楽作品である。悪役でも悲惨な末路を見せるわけでもない。スーパーマンは悪を懲らしめるためでなく命を救うために戦っている。ここが良い。

スーパーマン リターンズ 特別版
スーパーマン リターンズ 特別版ブランドン・ラウス ブライアン・シンガー ケイト・ボスワース

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posted by なっちゃん at 00:14| 静岡 ☀| 映画・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする