2008年02月28日

ピアノの森・15

3月21日に15巻が発刊されるそうだ。9ヶ月ぶりにカイに会える。
(注意:3月1日の講談社コミック発売予定を見たら、何と15巻の発売日が4月23日に変更されていた!・・・やはり恐れていたことが)

うっそー!(@ @)今日4月4日、限定版の噂を知り再度確認したら、何と15巻の発売日が5月23日に変更されていた!!信じられん・・・。へたをすると6月や7月の発売延期もあるんじゃなかろうか・・・・。同時発売の限定版にはCD(ショパンコンクール1次予選課題曲)が付くらしい。

ピアノの森 15 (15) (モーニングKC)ピアノの森 15 (15) (モーニングKC)
一色 まこと


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昨年夏に公開された映画は見に行かなかった。どうせ原作には遠く及ぶべくも無いと思っていたからだ。
イメージの音と実際の音のギャップにきっとガッカリさせられると思っていたからだ。
レンタルDVDが出回っても見ようとは思わなかった。のだがAmazonでの評価が意外に高かったのでついに負けて(^^;先週末借りてみた。

思ったほど悪く無い。期待してなかった分ガッカリせずに済んだ。
良かったのは実際のピアノ曲を演奏場面に合わせて聞けた事だ。マンガだと適当に音楽をつけてしまうため演奏場面の時間のゆっくりした流れをすっ飛ばしてしまうところがあるが、映画は実際に楽曲が必要とする時間だけ音楽が鳴るので臨場感が増す。この点は映画の利点といえる。
ただし、実際にカイの奏でる音とは思っていない。やはり読者(私)の創造の中での音色が最高だと思う。でも映画を見たせいで再び原作を読みたくなり、もう一度14巻まで読み直してみた。

うーん(*^ ^*)いいなぁ。素晴らしいよ!!傑作だと思う。
クラシック音楽を題材にしたマンガの中では最高の作品だと思う。
一色まことの作品はみんな好きだがこの「ピアノの森」これまでの作品とは少し違い、ドラマ性が一層高まり、絵も美しく一度読んだら決して忘れられない場面がいくつも登場する。

思いつくだけでも挙げてみよう。
1.カイがショパンの子犬のワルツがどうしても弾きたくて、あれほど反発していた阿字野先生に教えを請いにいくところ。
2.その単調な練習の中で森のピアノに目覚めたところ。
3.友人だったカイを初めてライバル視した雨宮の決意。
4.コンクール当日に初めて出会うカイの母レイと阿字野(レイちゃんは心底阿字野に感謝しその後ずっと敬愛している)。
5.コンクール会場で便所姫こと誉子とのエピソード(この出会いと二人のやり取りは秀逸)。
6.見事(?)落選したカイが本気でピアノに立ち向かおうとする矢先に起きた森のピアノの最期。
7.5年後、留学先から一時帰国した雨宮がカイ(マリア)に出会うところ(ここのところは特に好き、女装したカイの美しいこと!)。
8.下宿(?)先の床や壁にびっしりと書き込まれたカイの勉強の跡(小学校時代はサボりまくっていたカイがどうやって秀才になったかは大いに興味あるところだ)。
9.健気にカイとの再会を夢見ていた誉子がやっとのことでカイと再会するところ。
10.ショパンコンクールのためポーランドに来たカイのバイト先の主との出会い。

等など、まだいっぱいある。
青年誌への掲載ということもありきわどい内容も豊富だが、それが決してマイナスになっていない。むしろカイの精神世界を深めているとさえ思える。こういう作品に出会うといつまでも終わりが来て欲しくないと思うもの。
ただ雑誌への掲載スピードが非常に遅い、否、遅すぎることもあって当分終わりそうもないが早く続きを読みたいと思うのも事実だ。



posted by なっちゃん at 20:22| 静岡 ☀| マンガ・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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