2006年10月28日

森麻季の歌が素晴らしいわけ

今日彼女の2つ目のアルバム「愛しい友よ〜イタリア・オペラ・アリア集」が届いた。聴く前に歌詞集の最後に載っていた彼女のイタリアで思い出を読んでいたら涙が出てきた。これまで漠然と外国に留学する程の人たちは結構裕福な境遇で音楽だけを勉強してるんだろうと思っていたが(良い例が「のだめカンタービレ」を読むとわかる)、彼女の場合は出だしから絶体絶命の状態で始まったのを知った。異国で一人で生活してみて如何にこれまで恵まれていたかと思い知らされ「人間力を試されているような戦いの日々」だと書かれている。そんな逆境のなかで歌を勉強して一体何になるのだろうかと自問し、それでも歌が大好きで歌に救われたという。こうした経験は何も彼女だけのことではないかもしれないが、経験をどう生かすか生かせるかは個人の資質によるものだろう。前作「あなたがそばにいたら」は本当に素晴らしく日本人声楽家がここまできたかと思う会心の歌が聴けた。歌に込めた思いの強さは並でないだろう。それが声を通して聴く者に届く。姿からは想像できない程力強い声の持ち主で、日本人声楽家でフォルテシモで歌う声に心地良さを感じたことはこれまで全く無かった。しかし彼女の声は本当に美しくどんなに声を張り上げてもそれは変わらなかった。見事だと思う。
もう一つ私が感心したのは、アリア(旋律的な独唱曲)の前に歌われるレチタティーヴォ(非旋律的な朗唱)がこんなに美しいのかと気付かされたことである。アリアより心地良い。これも声の美しさのせいだろう。

愛しい友よ~イタリア・オペラ・アリア集
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2006年09月30日

山本潤子のおばさん声

決して彼女を批判しているものではないことを始めに断っておく。
私は彼女の歌が大好きで今も変わらない。根っからのファンではないが、その声の美しさが好きだ。
最近アルバム「J's」を聴いた。そのおばさん声にびっくりした。
彼女のHPには自らの声を「おばさん声」と書いているところがあって、しかもそれが中学生のときの話として書いているのをみて驚いたことがある。
大人の女性の声質を「おばさん声」とやや自嘲的に言っているのだろが、ハイファイセット時代のCDを聞くとお姉さんの声(瑞々しい)だと思う(^^;
ところがこの「J's」を聴くとおばさんの声だと思う。声も年老いるものなのだろうか。(世界的テノール、パバロッティは引退した今でも青年みたいな歌声だろうが)
高音もちゃんと出てはいるが、歌い方というか節回しがすっかりおばさんみたいな感じに聞こえてとても気になった。このアルバムには「竹田の子守歌」が収録されているのでそれを聞きたくて買ったのだが、竹田の子守唄を含めこれまでにCDで聴いたことのない歌にはあまり違和感を感じなかった。
多分お姉さん声時代に収録したCDにすっかり慣れてしまったための反動として違和感を感じたのかもしれない。

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森 麻季:新しい日本の歌姫

9月17日のNHKのトップランナーに森麻季というソプラノ歌手が出演した。ほんの最後の方しか見なかったが、30代の美しい女性だった。オペラ歌手・声楽家という派手なイメージがなく、どちらかといえば普通のOLのようにも見える。自分と自分が歌を歌うことの意味を一つ一つ丁寧に自分に言い聞かせるような感じで話す姿勢が印象的だった。ちょうど9.11の同時多発テロの時にアメリカで公演をしてた時の体験を話していた。そこで歌を歌うことの使命を自覚したと語っていた。
彼女が歌っているCDを2枚買った。
一つはリサイタルライブ、もう一つはマーラーの交響曲第4番(第4楽章で歌う)である。

聴いて感じるのは、基礎のしっかりした本格的に歌える歌手であるということ。これまでの日本人の声楽家に感じたことがない安心感がある。堂々とした歌いっぷりで声だけ聴くと日本人とは全然気が付かない。声も美しいし、CDのジャケットの写真を見るとわかるが姿には華がある。(個人的には素の姿のほうがずっと良いと思う)

これからの彼女の活躍がとても楽しみである。


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posted by なっちゃん at 12:43| 静岡 ☁| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岩男潤子の歌う歌

一週間ほど前の昼休み、NHKラジオで岩男潤子の歌が流れていた。
とても良い歌と声だと思ったが、残念ながら曲名を聞きそびれてしまった。うろ覚えの歌詞の中で、たしか「ここにいるよ」とか歌っていたのをたよりに探し出し「Favorite Songs」というアルバムの中に「ここにいるよ」という曲名があるのを見つけて購入した。ただどうもラジオで聞いたものと違う印象を受けたが、ほかに「ここにいるよ」と歌っているのが無さそうなので間違いはなさそうだ。印象が違ったとはいえ「ここにいるよ」は良い曲だ。歌詞があの谷山浩子だと知って一層納得した。このアルバムはベストアルバムということもあってとても良い曲が揃っている。癒される歌が多い。岩男潤子という歌手を知るには最適なものだろう。
それにしても、岩男潤子といえばかのCLAMP原作のアニメ「カードキャプターさくら」の大道寺知世の声優としてしか知らない私は(^^;かすかに知世ちゃんの声を髣髴させる歌声にすっかり魅了された。もともと声に弱い自分で声から多くのイメージを受けるのですっかりファンになってしまった。(*^ ^*)
知世ちゃんはアニメのなかでも歌を披露しているが、歌手でもある岩男潤子だからこそなのだなぁと納得した次第である。

ただ余りに良い(美しい)声の歌手というのはその声の良さが仇になって歌える曲がせまくなってしまうように思う。声のイメージが歌詞の内容や曲調を制限してしまう。歌って歌えないことはないのだろうけど。

Favorite Songs
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2006年08月11日

新鮮な「TSUNAMI」

サザンオールスターズの名曲「TSUNAMI」を知らなかったわけではないが、新垣勉の歌う「TSUNAMI」を聴いて初めて心底感動した。
もともと桑田佳祐の歌(い方)は好きじゃないのでCDも持ってないしこれまでサザンの曲を聴くことはなかった。しかもオリジナルを買ってみたがやはり新垣勉の歌を聴いたときの感動には及ばなかった。メロディーの良さは認めるが歌の雰囲気が桑田のものでは何も訴えてこなかった。(多分繰り返し聴くと判るんだろうが、そこまでする気になれない)。

新垣勉の「願い~愛と平和の歌」は、たまたまレンタルショップで借りたうちのひとつだった。
以前買ったアルバム「出逢い 〜我が心の歌〜」は本人の好きな歌謡曲の名曲を歌ったものだが大変素晴らしいできで、特に美空ひばりの「愛燦燦」や尾崎紀世彦の「また逢う日まで」、イルカの「なごり雪」などはオリジナルよりはるかに素晴らしく感動した。新垣を一躍有名にした「さとうきび畑」もいままでに聴いたことのない見事な日本語の歌唱でいっぺんにファンになった。それからしばらく新しいアルバムを買うこともなかったのだがレンタルショップで5枚で1000円というキャンペーンをやっていたせいで(^^;気楽に借りたものがこの「願い~愛と平和の歌」だった。

自宅でソフトを作りながら聴いているうちに、ある曲で異様に感動して「これ何の曲だろう?」と思いジャケットをみたら「TSUNAMI」と書いてあった。
「これがTSUNAMIだったのかー?」と初めてこの曲の美しいメロディと歌詞に気づいたわけである。

新垣勉の歌う歌は、特に日本の歌謡曲は彼独自の解釈(歌唱法の違いもあるだろうが)で新しい歌のようになる。

願い~愛と平和の歌
願い~愛と平和の歌
新垣勉 カルダーラ 淡海悟郎

関連商品
出逢い 〜我が心の歌〜
さとうきび畑
命どぅ宝(ぬちどぅたから)~沖縄の心 平和への祈り
ひとつのいのち、ささえることば
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2006年05月05日

ヒーリング音楽の傑作

Secret Gartden(シークレットガーデン)のアルバム「レッド・ムーン」を最近は毎日のように聴いているが、全曲すばらしい音楽だ。もともと2曲目にある「You Raise Me Up」(シークレットガーデンが作詞作曲した曲)を聴きたくて購入したのだが、1曲目から何ともいえない心地良さを感じた。
最初にYou Raise Me Upを聴いたときはケルティック・ウーマンの方が判りやすいと思ったが、2回目に聴いたときには祈りとも言える歌唱に新鮮な感動を覚えて、以後すっかりはまってしまった。もとよりシークレットガーデンは歌手ではなく作曲家・演奏家であり、歌い手はすべてゲストによるものだから、このアルバムのYou Raise Me Upを含む歌がオリジナルというものではないかもしれないが、いずれも名演である。普通アルバムではお気に入りとして繰り返し聴きたい曲というものは数曲もあれば十分だが、このアルバムは一曲として駄作がない。


レッド・ムーン
レッド・ムーンシークレット・ガーデン ブライアン・ケネディ リアム・オフリン

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starsB・ケネディの名唱で涙しました・・・
stars原点に帰ったともといえる繊細な旋律
stars心で聴く音楽
starsともかく素晴らしい!

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2006年03月11日

ケルティック・ウーマン

荒川静香選手がオリンピック・エキシビジョンで使った曲「You Raise Me Up」が聴きたいからと娘がケルティック・ウーマンのCDを買ったのを借りて聴いた。私自身はその曲の印象がほとんど無かったのでそれよりむしろ馴染みのある「May It Be」をどう歌っているか聴きたくて聴いてみたのだが、なかなか良かった。ヘイリーの歌より良かった。だがそれ以上に感動したのが「ダニー・ボーイ」と「アベ・マリア」だ。ケルティック・ウーマンは5人のメンバーで歌は4人がそれぞれソロだったりコーラスだったりする。アレンジも多彩だが「ダニー・ボーイ」は素朴で歌もしっとりとして思わずポロポロ涙が出てくる。これほど感動したダニーボーイも無い。「You Raise Me Up」はこうして歌だけ聴いてはじめてなるほど良い曲だと納得した。


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2006年01月16日

竜洋フェスティバルオーケストラ

昨晩、地元磐田市の竜洋公民館(なぎの木会館)でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、交響曲第5番他のオールチャイコフスキーのコンサートに妻と行ってきた。
このコンサートのことは妻が回覧板で見つけたものだ。全席指定で3,200円(高校生以下は1,600円)は確かに安いと思う。
演奏は竜洋フェスティバルオーケストラという初めて聞く名前のオケで、パンフレットによると東京フィル・N響・読売響他のオーケストラ奏者やソリストたちが旧竜洋町長(昨年4月に磐田市に合併するまで竜洋町として独立していた)の呼びかけに応じて集いあったものらしい。ピアノソリストはホロヴィッツ国際ピアノコンクール1位他内外のコンクルールで入賞している若干24歳のウクライナのオニシチェンコ氏。演奏後、感心するほど長く日本語であいさつと感謝の言葉を述べた。
指揮者の田久保裕一氏は12年間小・中学校の音楽教師の経歴を持つ異色の指揮者である。交響曲第5番の演奏前に、曲の主題のメロディをピアノを使って説明してくれたが元教師の面目躍如で大変よかった。初めて聴く人にとっては漫然と聴くより一層興味を持って聴けるようになるものだ。
竜洋は天竜川を隔てて浜松市とは隣にある田舎だが、これまで一流オーケストラのコンサートは浜松で開かれることがほとんどだったので、どれくらい入るのか興味があったが800席のホールがほぼ満席に近かった。休憩時間にロビーにでると小学3・4年生くらい男の子たちもいて更に驚いた。(休憩中彼らはゲームボーイで遊んでいた)
客席を見渡しどうみてもクラシック好きには見えない方々もいたのでチャイコフスキーの協奏曲・交響曲をこれだけの人が聞きに来たというのに正直驚いた。私自身このホールもオーケストラも初めてだったので演奏を聴くまでは実はあまり期待していなかった。
しかし想像以上に素晴らしい名演奏だった。本格的なチャイコフスキーを聴けた。ここのホールは反響が大きく響きが良すぎてフォルテの時の金管楽器やティンパニの音が他を圧倒してしまったり、ピアノの強打の際に個々の音がはっきりと聞き取れないのが残念だったが、それ以外ではCDやDVDでは聴けない生のオーケストラの重厚な響きが大変心地よかった。
オケのメンバーを見ると皆若い感じがする。それぞれの出身オーケストラのサブのメンバーなのだろうか?と勘ぐったりしたがさすがプロという安心感があった。
実は、一週間前の1月8日には浜松アクトシティの大ホールでプラハ国立劇場オペラ「ドン・ジョバンニ」を観たが、こちらは席数が2000席以上と桁違いに広いため、オーケストラは同じ50名程度だったが迫力には乏しかった。

私の座席は前から20列目で真ん中の左側の位置でステージまでは30mはあったかもしれない。ちょうど真正面あたりに管楽器メンバーで紅一点のフルート奏者がいた。演奏の途中で彼女が若く美人なのに気づき、ずっと彼女ばかり見て聴いていたが、どういうわけかフルートを吹いているときも、出番待ちでいるときもずっとうつむいているのが印象的だった。楽譜を見ていたのだろうか?他の奏者は指揮者の方とかも玉にはみるのに、彼女は私の見た限り絶対前を見なかった。演奏が終わり指揮者に促されてオケ全員が立ち上がるときに初めてこちらを向くのがやっとだった。
ずっと昔、高校時代吹奏楽部にいた私はとある大学オーケストラの演奏会に仲間と一緒にいき、そこで涙をぽろぽろこぼした事がある。何に感動したかというと実は演奏ではなく一生懸命にオーボエ(クラリネットかも)を吹いていた女子学生の姿に感動したのである。多分彼女も客席は見ていなかったと思う。一心不乱に音楽に向かい、オーケストラの一員として自分の果たすべき演奏に集中していたその姿に涙したのである。フルート奏者のその姿を見てふと昔のことを思い出したのだが、なんとなく似ているように感じた。
この竜洋フェスティバルオーケストラは年2回演奏を行うそうなので、次回は娘を連れて行こうと思う。そうそう、オペラグラスも忘れずに。
posted by なっちゃん at 22:37| 静岡 ☁| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月07日

堪能できたヘイリーのコンサート(トッパンホール)

今日トッパンホール(東京)で今年2回目となるヘイリーのコンサートに行った。約2ヶ月前(3月29日)にオーケストラをバックに歌ったときと違い、今回は小ホールでピアノとバイオリンだけの伴奏で、しかもマイクを持って歌った。私の席は前から2列目の左側の席でステージのヘイリーから5mくらいの距離だった。会場に一番に入ったときステージの左右に大きなスピーカーが置かれており、中央にはマイクスタンドも立っていたので今回はマイクを使うんだと内心やったと思った。前回、マイク無しでフルオーケストラに埋もれてしまう状態だったし、DVDをみてもヘイリーはマイクを持って歌うことが多いくらいだったから、きっとこの方が良いと思っていた。
伴奏の女性バイオリン奏者は前半の始まりに1曲と後半の始まりに2曲ピアノ伴奏で独奏した。好感の持てる演奏で、ヘイリーの伴奏では実に見事に伴奏者に徹していた。マイクのおかげでヘイリーの声はステージ左端(のスピーカー)から聞こえてくる始末だったが(^^#
CDで聞いた通りの素晴らしくピュアな歌声を聞かせてくれた。マイクを使うことで自然な発声ができるようで、前回より遥かにリラックスして伸び伸びと情感込めて歌った。1曲目の「ポカレカレアナ」で計らずも涙が滲むほど感銘した。新曲もいくつか披露してくれた。英語で喋っていたので(時々ジョークを言っているらしいが誰も笑わない・・・というか分らないので笑えない)よくは分らないが新しいアルバムに入れる曲らしい。
確かにヘイリーは上手くなっていると思う。「May It Be」(ロード・オブ・ザ・リングでエンヤが歌っている)はDVDの中でも歌っていたが、その時よりずっと自然になったし、アンコールで歌ったシューベルトの「アヴェ・マリア」も見事だった。どちらかというとおとなしい曲がヘイリーには似合う。ゆっくりとした宗教曲に近いものが一番ヘイリーの美質を引き出してくれる。声の美しさはピカ一。でも、何かちょっと物足りないかなぁとも思う。熱狂させるほどのパワー(別に声量のことではない)が今後でてくるといいなと思う。

追記:
何と4日(土)のコンサートには皇太子ご夫妻がご鑑賞になられたとのこと。(こちら
雅子様がヘイリーをお気に入りだそうで公演後ヘイリーと予定時間を超えて歓談されたそうな。

追記:(9月18日)
このコンサートで披露した何曲かが新アルバム「オデッセイ」(8月末発売)に収録されています。

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2005年04月02日

不満が残ったヘイリーのコンサート

先月29日、家族3人で東京オペラシティーコンサートホールで行われた「ヘイリ−&モスクワ・フィルハーモニー交響楽団」のコンサートを聞いた。妻と娘はとても良かったと言っていたが、私は大いに不満だった。期待が大きかった分残念でならなかった。もちろん、聞かない方が良かったといっているのではない。彼女のファンだという気持ちにいささかも変わりない。
コンサートホールは満員で日本での彼女の人気が良く判る。皆このコンサートに来た目的の99%はヘイリーの歌を聴くためなのだ。なのに、彼女の出番は全体の4割でしかなかった。これがまず一番の不満だった。プログラムを見て、彼女が5曲しか歌わないのを知って唖然とした(アンコールで最終的には8曲歌った)。その前後にモスクワ・フィルだけの演奏があるのだ。モスクワ・フィルは単なる伴奏者だとばかり思い込んでいたのだ。確かに「ヘイリ−&モスクワ・フィルハーモニー」とアンドとあるから両者は同等ということだろう。
でも、モスクワ・フィルだけだったら一体何人聞きに来るだろう!詐欺じゃーーと思いたくもなるさ。(モクスワ・フィルの演奏でリムスキー・コルサコフ作曲の交響組曲「シェヘラザード」はとっても良かった「ブラボー」の声が上がったのもヘイリーではなくこっちだった。でも今回の目的はヘイリーなのだ)
で、もうひとつの不満は彼女の歌自体にある。私は生の演奏とCD等の加工された演奏の差を改めて知った。ヘイリーの声は生でもとてもきれいで美しかった。天性の美声だと心から感動した。
でも、彼女はオペラ歌手でもクラシックの声楽家でもない。声量がそれほど無いのだ。それなのにオーケストラをバックにマイクも持たず(遠慮がちに遠めにマイクが立っているだけ)歌うのは無理がある、実際ほとんど伴奏に埋もれて全く聞こえないところがあった。歌う条件が悪るすぎる。声楽家を気取ってるわけでは無いと思うが、伴奏は室内楽程度の人数にするとか、もう少し工夫しても良かった。もうひとつ、彼女はまだセミプロで充分な表現力が無い。声はきれいでもこのままでは飽きられてしまう可能性がある。このことは、最近でたDVD「ライヴ・フロム・ニュージーランド」
を聞いても感じたことだ。
でも、彼女自身がそれを自覚しているし、勉強し努力していくことをDVDのなかで語っていたから私はこれかも彼女を見守って期待に応えてくれることを願っている。
ヘイリーは若いし、真摯だ。きっと見事な歌姫になってくれることだろう。
posted by なっちゃん at 22:57| 静岡 ☁| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月11日

ヘイリー:美しき歌声

中学・高校と吹奏楽部にいたせいで、クラシック音楽が好きなのだが、特に歌曲(シューベルト・シューマン・フォーレがお気に入り)やオペラ(プッチーニがお気に入り)が大好きである。人の声に自分は敏感というか弱いというか、ラジオのアナウンサーで声の美しい人がいると思わず聞き惚れてしまうタイプである。
最近、4人の歌手のCDをよく聞いている。いずれも声の美しい人たちである。









特に一番左のヘイリーは16歳の少女(コナーは14歳の少年)であるが、信じられないくらい美しい声で、ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」と、ヴィヴァルディの「四季 - 冬」に詩をつけた曲は何度聞いても思わず目がうるうる(; ;)してしまう。

音楽を聴くこととプログラムを作ることは直接は関係ない。だが、プログラムも感動を与えることができるだろうかとよく自問自答することがある。便利なソフトと美しい音楽は感動の質が全く異なる?・・・のだろうかと。ソフトで音楽や絵画を編集することと音楽・絵画自体を創造するのとは違うが、それ(創造)が可能だろうかと。

言葉は、取扱説明書にも小説にも使う。取説は感動を与えないが、小説は与える。
プログラムは、ソフトにも○○にも使う。ソフトは感動を与えないが、○○は与える。

このような○○は何だろうか・・・・。
posted by なっちゃん at 11:51| 静岡 ☀| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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