購入して丸3年経った日立のプラズマTV
P37-HR02が故障した。
突然画面に何も映らなくなってしまったのだ。幸い購入先のソフマップで長期保証に入っていたお陰で7年間は無償で修理できる。さっそく24時間対応のサポートセンターへ夜遅く電話を入れた。
翌日メーカーから問い合わせがあり、症状を伝えるとその翌日には基盤を交換しに来て、無事故障は直った。
TVが無い2日間は非常に不便だった。家族3人でiPhoneでワンセグの画面を見るのはなんとも情けない。
元の画面で見られて本当に良かった。
・・・・と思った矢先、その日は東日本大震災の1年後の3月11日だったが、朝は問題なく見れたのに、お昼になったらまたしても画面が映らなくなった。全く同じ症状である。
さっそく、修理した地元のメーカーの問い合わせ先に電話するも、あいにく営業時間外。フリーダイヤルのサポートセンターへ掛けると繋がったので、翌日の対応を依頼した。
ソフマップの方へも一応連絡を入れておいたが、その担当者がいうには基盤を交換しても直らない場合は、引き取って工場で調べることになることが多いらしい。
案の定、翌日メーカーは代替機をおいて引き取っていった。
代替機は32型の液晶TVだった。我が家は2台あるTVはいずれもプラズマTVである。それは私が液晶の映像が嫌いだからだ。以前にも書いたが(
液晶とプラズマ)、動画だと画像が流れてとても見難い上、奥行きが無く平板な画面が気に入らないからだ。
今回の代替機も唇の赤が顔が動くたびに糸を引くように流れて気持ちが悪い。早く直ってきて欲しいと思っていた。
数日たって、修理担当者から電話があり「工場から現在37型のパネルが無いので同型の液晶TVに交換したいと言ってきたがどうでしょうか?」と。新品に交換なのはうれしいが、液晶は嫌だったので「プラズマでなければ困る」と伝えたところ「工場に伝えます」と言って一旦切れた。
私は早速今販売中の日立のプラズマTVを調べた。すると数ある薄型テレビはほぼ9割が液晶になっていて、プラズマは2タイプで42型以上のものしか無いことがわかった。37型は製造しなくなっていたのだ。
これをみて、もしかしたら42型の新品でと言って来るかもしれないなと思った。しばらくして思った通り42型になってしまうがそれでも良いかと連絡してきた。こちらはOKと伝えた。
詳しい機種を尋ねると、3D対応の最新機種
P42-GP08だった。同じプラズマでもグレードの上位機種だ。
これは思ってもみない展開になった。
こちらとしては、3年経過したテレビが無償修理で直ればラッキーと思っていただけなので、まさか最新(フルハイヴィジョン、2番組同時録画、内蔵HDD500GB)の機種に生まれ変わって戻ってくるとはビックリ仰天である。
ただ、価格.comなどで調べると同機種は7万7千円程度で購入できる。3年前に購入したP37-HR02は12万円だった。昨今の家電メーカーのテレビ事業の赤字のニュースを思い出し、これでは無理も無いと思わずにはいられなかった。消費者にとっては安く買えるのはありがたいが、価格競争で売れないプラズマが消滅していくのは残念でならない。どうみたって液晶よりプラズマの方が画像は勝れているのに。
先日届いたP42-GP08でBlu-rayのCGアニメ「トイストーリー3」を観てみたが、まるでコンピュータゲームをみるような超高精細の画像にかえって違和感を感じるほどだった。映画という感じがしない。輪郭が滲むことなくシャープに1ドットのずれも無く表示されているのは異様とも言える。
今までに録画したビデオを再生すると、37型のときには感じなかった画像の粗が気になった。
これからは録画モードのランクをもう少し上げないと。
posted by なっちゃん at 15:54| 静岡 ☀|
日記
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